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10月教室レポート〜内観とは身体の緊張度の変化を追い続けること〜

10月教室レポートです。

 

今回は、姿勢の変化やフォノグラムを使った身体の調整を実習しました。

 

※下記の要約には、講師の小野田さんの話を聞いた私(土橋)の解釈が含まれています。小野田さんの直接の発言については、黒太字に記しています。

 

 

「内観とは身体の緊張度の変化を追い続けること」

 

始めに、椅子に座り、前後左右に身体を傾けながら、身体が重く感じるところと軽く感じるところを探し、軽く感じるところで静止するという調整法を行いました。

 

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一番軽く感じるところで、しばらく静止します。

 

静止と言っても、その場所で微妙に動いて一番軽く感じるところをずっと探し続けます。

 

楽なところ(軽く感じる)に逃げていくことで体は調整されます。

 

体が軽く感じるのは、身体の外側の部分が脱力し、中心である丹田に力が集まってくる状態(中心は重くなる)です。

 

気功の訓練をするとき・フォノグラムの図形を描く時は、重く感じるところと軽く感じるところの境目を探します。

 

前回の教室レポートで、止まっているところ、動いているところ、今まさに動こうとしているところの3つの状態があるとお伝えしました。

 

重いところと軽いところの境目が、今まさに動こうとしているところです。

 

その場所はどんどん変わっていきます。

 

その変化を探し続けます。

 

写真では姿勢は傾いていますが、身体の内側は微妙に動き続け、調整が行われています。

 

身体を調整するときに大切なのは、見た目の姿勢ではなく身体内部が整うかどうかです。

 

しばらくこの位置で軽い感覚を探し続けていると、身体が調整され丹田に力が集まってきます。

 

そうすると、まっすぐな姿勢に戻った時も楽で安定した姿勢を維持できるようになります。

 

小野田さん曰く、

 

「内観とは身体の緊張度の変化を追いかけ続けること」

 

だそうです。

 

とてもシンプルで誰でもできることです。

 

崇高な意味をつけたり、色々複雑な解釈をつけたりする必要はありません。

 

ただ身体が軽くなり、気持ちよくなる場所を探し続けるだけ。

 

私たちは、何かをするときついつい頑張って(身体を緊張させて)目的を達成しようとします。

 

でも、身体の状態を整えるという観点からいうと、ただ楽な方(軽く感じる方)に逃げて行けば身体は自然に整ってきます。

 

緊張してバランスの悪い身体に鞭を打ち、無理に頑張るよりも、身体の状態を整えてから何かをする方が結果として、良い仕事ができるのではないでしょうか?

 

 

続いて、手のフォノグラムの図形を取り、調整する練習を行いました。

 

昔から気功や太極拳などでは、手指の運動が大事なトレーニングの一つとされているそうです。

 

人間の身体は、フラクタルという特徴を持っています。

 

つまり、身体のある部分の情報が、体全体の情報を含んでいるということです。

 

なので、手の調整をするだけで、身体全体の調整をすることができます。

 

下の写真は僕の手のひらのフォノグラムを描いたものです。

 

上の写真の方は、渦まき(重いところ)がたくさんある状態。

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下は調整後の図形です。渦が少なくなって円らしきものが描けます。

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写真で中心の濃くぬられているところ(重くなっているところ)は、手の真ん中の労宮と言われるツボがあるところです。 

 

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このツボは、身体の中心にある丹田と対応しています。

 

このように手の調整をするだけで、身体全体を調整することができます。

 

 

楽器製作も身体のバランスが悪い状態だと、その身体の状態が楽器に表れてしまいます。

 

より共鳴力の高い楽器を作るためにも身体の調整を始めに行っておくことが、土台になります。

 

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 投稿者:土橋 健一

 

 

教室への参加希望、取材等のお問い合わせはこちらからお願いします。 

www.tomoyuki-onoda.com