私たちが見ている世界はマボロシに過ぎない?6月教室レポート②
6月教室レポート②です。
私たちは、言葉を使って相手と意識的にコミューニーケションします。
でも言葉を交わす以前に、相手の雰囲気を感じ取って、無意識レベルでも既にコミューニケーションは行われています。
この無意識レベルの情報を脳が解釈して、私たちは世界を見ています。
ということは、私たちが現実だと思っている世界は、元々の情報のほんの一部に過ぎず、脳が好きなように解釈したバーチャルリアリティの世界だと言えるかもしれません。
私たちは、無意識の世界の情報(実体)を脳(目)を通して射影して見ているのです。
でも、この解釈以前の無意識レベルの情報こそ、実体であり、大元の情報です。
この無意識レベルの大元の情報をそのまま捉える方法はあるのでしょうか?
実は、フォノグラム(音の図形)は、この無意識レベルの情報を描いたものです。
私たちは音を聞く時、一つの音だけを聞いているように思っていますが、実際には音は無限にたくさんの同時に鳴っていて、その中で聞こえやすい振動数の音を、一つの音として捉えています。
フォノグラムの図形は、音(実際に聞こえている音というよりは無意識レベルに感じている音)を図形に表したものですが、無限次元(に存在する)の音の情報を、2次元の情報(紙)に表したものです。(射影したもの)
フォノグラムの図形は無意識レベルの情報に近づくほど曼荼羅のような美しい図形が描けます。
一方、脳の解釈を通した図形になるほど、渦巻きがたくさん存在する秩序のない図形になります。
(http://www.tomoyuki-onoda.comより)
このフォノグラムの図形は、何を表したものかということをもう少し詳しく見てみます。人体も含め世界には無限次元のトーラスが至るところに存在しています。トーラスが何かというと僕もあまりよく分かっていないのですが、色んなトーラスの形があって、イメージしやすい形としてはドーナツみたいな形も一つのトーラスです。このドーナツの中に穴がいくつかあるものとか様々なトーラスの形があります。このトーラス体を輪切りにしたと仮定して、それを上から見ると下のような図形が描けます。つまりフォノグラムはトーラスを射影して見たものなのだそうです。
※この内容について僕も理解しきれていない為、分かりにくいと思いますが参考までに書いておきました。
上の人体のトーラスを輪切りにして上から見ると、こんな感じになる?
結局、この教室で取り組んでいることは、ありのままの自然の情報をそのまま捉えるということです。私たちが、自分の色メガネを使って世界を解釈する以前の。フォノグラムはその為の技法であり表現方法です。
教室の後半は、楽器製作を通してフォノグラムの技術習得を目指します。
無心になれて気持ち良いです♨️
次回も楽しみです^^
投稿者:つちはし けんいち